2026/04/28 17:00
皆さま、こんにちは。ミルグランの片吉です。
これまで、フランス現地での試飲の思い出や、長く取引する中で出会った希少な「ミレジム」のお話をお届けしてまいりました。
本日は、私たちが現地ワイナリーを訪問した当時にはまだリリースされていなかった、メゾンの「新しい歴史」を刻む1本をご紹介します。
それが、鮮やかなブルーのラベルが目を惹く「ル・ティボー・ド・シャンパーニュ」です。
■ 世界を知る新当主の「最初のキュヴェ」
このシャンパーニュは、世界中でワイン造りの修行をしてきた現当主のティボー氏が、故郷ヴィルドマンジュ村へ帰郷し、代替わりをして初めて自らの手で調合(アッサンブラージュ)を手掛けた思い入れの深いキュヴェです。
伝統を守りつつ、彼が外の世界で磨き上げてきた新しい感性が、この1本にたっぷりと注ぎ込まれています。
■ ミレジムとの違いは?「古木」と「ミネラル」
ここで、ワインにお詳しい方なら「先日のミレジム(ヴィンテージ)とはどう違うの?」と疑問に思われるかもしれません。
優良年のブドウの力強さと長期熟成による深みが特徴のミレジムに対し、この「ティボー」の最大の特徴は、自社畑の中でも【樹齢60年を超える古木(ヴィエイユ・ヴィーニュ)】のみを厳選して使用している点にあります
地中深くからミネラルを吸い上げた古木だからこそ出せる、濃密で複雑なエキス分
そして、そこに合わさるのが、シャンパーニュ地方特有の「チョーキー(石灰質)」なミネラル感です。硬質なミネラルウォーターを飲んだ時のような、凛とした清涼感と言えば伝わりやすいでしょうか。
古木由来の複雑な旨味と芳醇な酸がありながらも、チョーキーなミネラルが全体をピシッと引き締め、驚くほどシャープで立体的な味わいに仕上がっています
■ 「これからの門出」を祝う、鮮やかなブルー
伝統的なシャンパーニュの棚の中でも一際目を惹く、鮮やかな青いラベル
樹齢60年の古木が放つ生命力と、シャープで気品あるキレの良さ。
「新しい挑戦」から生まれたこのキュヴェは、大切な方の昇進や独立、ご結婚など、「これからの新しい門出」を祝う贈り物として、これ以上ないほどふさわしい1本です
